絵画科 絵画は韓国の美術でも最も古くなり普遍的な形態で存続してきた。しかし、近代化とともに西欧絵画が流入し、韓国の絵画も伝統と葛藤を経てジャンルが多様化しており、現代に至っては平面外に設置し、映像など立体的な様相が添加されて美術文化を主導的にリードしていっている。 絵画専攻課程は、こうした現代のさまざまな美術文化に能動的に対処するため、理論と実習に土台を置き、機能的・技術的・美学的教科課程の統合により、創意的な絵画作品を創造できる優秀な専門美術家を創出することにその目的を置いている。

デジタル工芸学科 本デジタル工芸科は、生活世界から芸術活動の孤立化を止揚し、社会と芸術、生活と芸術との再結合を試みようとし、美しい社会環境を実現させることにその目標を置く。 工芸は芸術と実用の結合という独特のジャンルである。 このような工芸の特性を活かし、現代工芸が指向する実生活に密接なテーマを研究し、理論的背景とデジタル媒体を利用した実技を通じ、その課程を体系的に発展させ、深化した文化人としての工芸家を養成する。

キュレーター学科 現代社会の新しい要求により、新しく台頭しているキュレーティングの分野は、非常に専門的かつ実践的な領域であるため、キュレーターの役割は重要かつ広範囲である。 本専攻は特に美術理論に関する深化された課程だけでなく、美術館行政および経営、市場などの膨大な領域にわたる現場的感覚を兼ね備えた専門人材の養成をその目的としている。

ピアノ科 20世紀の初めから韓国に導入され始めた西洋音楽と西洋楽器は、急速に韓国の文化芸術に根をおろした。 ピアノは西洋音楽を理解して伝達するに際して、最も基本的な楽器であり、ピアニストの役割はあらゆる音楽活動に非常に大きな比重を占めている。 ピアノ独奏、声楽伴奏、器楽伴奏、アンサンブル、管弦楽との協奏などほとんどすべての音楽演奏を可能にする楽器であるピアノの演奏のレベルがますます高まっており、その視野が国際的な次元に広まっている昨今、ピアノを専攻する世界レベルの音楽家を養成して輩出することにより、現代社会においてその一翼を担う全人的な女性を輩出することにその目的を置く。

声楽科 本声楽科は、声を楽器にする演奏者の音楽的才能を最大限に開発させ、体系的な理論と芸術的表現を土台とする専門教育を通じ、能力ある演奏者と音楽教育者を養成しようと考える。 このため発声法、声楽技法、各言語にともなうDiction、音楽のinterpretationなどを、専攻レッスンにより個別的に教育しており、声楽の文献およびBasic Body Training、声楽アンサンブル、合唱、オペラ ワークショップなどの科目において理論と実技を兼ね備えた幅広い教育を実施している。 また、毎学期、他の時代別作曲家の曲を演奏する機会を持ち、Auditionを通じてオペラ、合唱、Performanceなどのさまざまな舞台経験を積み、声楽家としての地位の向上と専門演奏者の素養を備えるようにする。

管弦楽科 弦楽器、管楽器、打楽器などオーケストラで必要なすべての楽器を専攻で包括している本学科は、定期演奏会、室内楽演奏会、弦楽合奏、弦楽合奏、オーケストラ演奏会、高校巡回演奏、他大学交流音楽会等を通じてさまざまなレパートリーの修得と、多くの舞台経験を積むことに集中してきた。 バロック、古典、ロマン、現代に至るまでさまざまな時代のレパートリーの修得を通じて、個人別専攻実技の向上を図り、実際の実技と基礎理論教育の調和のとれた教育課程の中で独奏家、室内楽演奏者、オーケストラ団員、音楽教育家および音楽経営者の養成を目標に、専門化された21世紀に頭角を現わすことができる実践的音楽家を養成するため、より多様かつ実質的な教育方法の開発に努めている。